<< 2010年07月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

4minds 4forms

2010/07/26 14:20

 

各々の作家がそれぞれの材料を使い

「人」を出品しています。

 

柴辻健吾は「人」の内面を御影石の彫り一つ一つに表し、

共に展示しているドローイングと共鳴して、

虚無という作品タイトルとは対照的に

重いイメージが溢れています。

 

 

石川直也ライムストーン作品は

人体を面構成で捉えつつ、

その面に隠れる骨格を感じさせています。

 

牧田草平、

意識のカーテンⅠ、Ⅱと題された二体の木彫は

アクリルの彩色が木の重量感を抑え

より実在性、或いは親近感を表した作品です。

 

角田優の鏡の裏面を表面にしたBRIDEは

中を覗くと鏡が幾重にも映りこみ

内側に外側より大きな世界を見つけます。

 

 

人の形を借りた

4minds、4forms

4人の彫刻家による展覧会

ぜひご覧ください。

 

 

 

柴辻健吾 「虚無」 黒御影石 35x30cm. h.45cm.

 

 

石川直也 二体ともライムストーン 

左「aurora」 45x28cm. h.33cm.

右「Straitjacket-a knot-」 45x35cm. h.40cm.

 

 

牧田草平 「意識のカーテン Ⅰ」 楠 他 32x25cm. h.54cm.

 

 

角田優 「BRIDE」 鏡 他 30x27cm. h.122cm.

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

清水智裕  あいつの気配と隠された部屋

2010/07/14 13:37

 

今回の作品、登場する人物の前に何か見せることを邪魔する

木々や線が描かれていています。

鬱陶しいほどに描きこまれた水草、

抽象化した白樺、

或いは風に吹かれた髪の毛が、

見せるべき人を遮っています。

 

作家曰く「隠されたことで感じる何かが表現したかった」と

いうのです。

もしこれがポートレート写真だったら

失敗の部類に入るでしょうが、

キャンバスに油彩の形態をとる作品、

作家に意図された邪魔物は

その意思通りに不安定な存在として

理由付けられています。

 

 

黒うさぎの森  72.5x72.5cm.  油彩キャンバス

 

 

ざわざわしてきた C  45.5x53cm.  油彩 キャンバス

 

 

ざわざわしてきた B  40.8x53cm.  油彩 キャンバス

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

湯浅加奈子 TOMORROW IN THE PARK

2010/06/10 14:23

 

昨年の4月に続き2回目の湯浅加奈子の個展

TOMORROW IN THE PARK を開催いたしました。

 

今年はそれまで油彩だけで描いていたのをアクリルスプレー

地の色面を定着させより既製品のイメージを

強く打ち出しています。

その上に油彩や鏡を使用して、固定化されたモチーフに

油彩の線のゆらぎや画面の外を映し出す効果を与え、

流動する印象を付け加えています。

 

明るい色が満載の画面ですが、そこには殆んど

生き物らしきものがいません。

まるでこれから廃墟に向かって進んでいるような、

不気味な静けさを含んでいます。

 

 

左:VIOLET HILL 112x145.5cm. アクリル、油彩、鏡 パネル

右:QUESTION OF WORLD 97x145.5cm.アクリル、油彩、

                            鏡、パネル

 

 

 

左:PARADIGM 27x27cm. アクリル、油彩、鏡、パネル

右:CARNIVAL 116x116cm. アクリル、油彩、鏡 パネル

 

 

PARADIGM:27x27cm. アクリル、油彩、鏡 パネル

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

My favorite

2010/05/18 13:31

 

本日5月18日よりMy favoriteとして画廊の取り扱い作家の作品

を展示しています。

20代~40代の作家10名。

個展で数点から数十点展示して作品のヴァリエ-ションを見る

のとは違い、一人1点で数点並べると違った様相が浮き上がって

見えてくるものがあります。

 

個展で一つのテーマを探るのも楽しいものですが、単品料理を

複数味わうような試みも十分楽しめるという企画です。

 

 

会場写真

左より高津戸優子(ドイツ、ミュンヘンで美術大学院の面接中) 

    湯浅加奈子(来月個展があります)

    岩澤慶典(いよいよ社会に出て制作のリズムを模索)

 

 

左より 岩澤慶典

     鵜飼容子(すでにベテランの域、ぶれることなく制作)

     松本菜々(これは2007年の作品、時々昔の作家かと…)

 

左より岡山伸也(今年も展覧会が満載です)

    大村雄一郎(ベテランには画面の作りに力があります)

    秋葉シスイ(単純な構成ですが、飽きさせません)

 

 

小部屋で2点展示の菅野静香 

平面的な人物描写は日本の古典に繋がるのでしょうか。

 

 

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

永吉友紀

2010/04/30 13:51

 

4月30日から5月15日まで永吉友紀展です。

 

4月30日から5月2日の3日間、

アート アンティーク 日本橋・京橋美術骨董まつり に参加。

この3日間は開廊時間をいつもより2時間繰り上げ

午前10時からとなっています。

 

永吉友紀はリトグラフで少女のエロティシズムや同性愛を

表現していますが、そのエロには可愛いらしさや初々しさが

感じられます。 どこか昭和の文学に通じるものがあり

秘めた中にも少女エロスの正統性(?)

を思わずにいられません。

 

版を制作する前には、紙に絵の具が染み込まないよう

丁寧な下地で色止めをし、その上に版を重ねていきます。

ですので普通のリトグラフに見られるより、花や人肌に

厚みを感じると共に直接筆で描いていない分

サラっとした感触もあります。

 

gallery坂巻では珍しいエロス、美術骨董まつりと合わせて

ご覧ください。

 

 

 

夏蟲夜  61x46cm.

 

 

密の味  61x46cm.

 

 

会場風景

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

大橋文男 うしろ耳で聞こえてくる声

2010/04/10 13:09

 

大橋文男 うしろ耳で聞こえてくる声 

 

ご案内が遅くなってしまいました。

実は展示が完成したのが昨日6時ころ。

搬入の日に急きょ大きなサイズの写真を展示することとなり、

printに時間を要してしまいました。

 

今回の写真はすべて”4の5”で撮影したものを

ラムダ プリントしています。 また彼はCGなどで作画せず、

被写体の花には生花を、切り紙は自作しています。

 

カメラというメディアを使っていますが、その制作手法は

一つ一つ石を積み上げていくことに似たもので、

そのせいでしょうか、映しだされている部屋の空間は

多数の物が釣り下がっていて現実的ではないのに、

非現実的な拒否を感じません。

 

展示が完成したのが遅れたこともあり、

多くの方に見ていただきたいという思いから

開催期間を4月28日まで延長いたしました。

写真10点と映像の展覧会

ご高覧いただけると幸いです。

 

 

森と歩く人 1  98x129cm. ラムダプリント

 

 

会場風景

 

 

映像作品です

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

小林 智 個展

2010/03/23 12:42

 

本日から小林 智の個展です。

 

1981年生まれ 2007年東京藝術大学院 日本画終了

 

statement

 ”私の作品には二つのイメージが表現されています。

 

  一方のイメージがもう一方のイメージを

  更新したり、破壊したり、補強したり、

  無化したり、反転したり、解体したり、

  相対化することを期待しています。”

 

 

作品にある裸体の女性は

柔らかみを含んでいながら、

画面にコラージュされた切り抜きにより

どこか無機的で

人形のようでもあります。

 

またマティスの有名な作品を彷彿させる輪舞の構図には

おおよそ想像するに距離のある

日本の団地が背景となっています。

 

そしてスーパーのチラシが

意味の分かるほど大きく貼られた上に

するどく描かれた包丁は

ニヒルな笑みを誘います。

 

 

これらは作家の意図するところ

変更、破壊、補強、無化、等などが

私たちの身近な物質や記憶を使って

絵画という形式をとりながら

具現化されていますが、

にも拘らず

このことを理解させようとする作家の

欲求度は非常にクールなのです。

覚めた目ともいえるものが内包されているのでしょうか?

 

 

 

会場作品はすべてアクリルです

 

右側 考える人 117x85cm.   左側 考える人 41x32cm.

 

 

danci  180x270cm.

 

 

夕食  72.5x91cm.

 

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

遅くなりました。 香港ホテルアートフェアのご報告です。

2010/03/10 13:49

 

3月2日に香港より戻りもう一週間以上が過ぎてしまいました。

あちらでの疲れと4月22日から

SingaporeのiPreciationで始まるグループ展の

作品発送準備に追われ、昨日やっと輸送業者に作品を渡し、

香港での様子をご連絡しようとしたらもう新鮮さに

欠けたニュースとなってしまったようです。

 

他の出店画廊さんのblog.にもありますように香港では

意外なほど来場者の少ないフェアでありました。

香港の知り合いのギャラリースタッフは、今回のフェアの

案内は町中にどこにも置かれていないから

きっとコレクターの人は

開催されていることを知らないでしょうね。 

と気の毒がってくれました。

また土地柄でしょうか、西洋人と東洋人の比率が

1:1にかなり近かったように感じました。

ごくごく一般的に

言って西洋人とおぼしき人は抽象的な作品にまず目がいき、

東洋の方は具象性の強いものを初めにご覧になるという

ように思いましたが、実際購入されたものはこの限りでは

ありませんでした。

 

毎回フェアでは勉強になることがありますが、

日本でも海外でもホテルで開催されるフェアでは

大きな作品の販売は難しいと

いうことが分かりました。

今回の香港でも最大30号までしか

買ってもらえなかったことは、

がんばって100号80号と持って行った私には

ちょっとがっかり感です。

 

 

以下は会場風景です。

部屋が暗いので展示に苦労しました。

 

 

左端は秋葉シスイの作品ですが、西洋人はこちらを、

右側の岩澤慶典の作品は東洋人の方が長く観賞されていました。

 

スペイン人で香港で画廊を開いてる方が、購入された作品と

記念写真を撮りたいとのことで映しました。

日本の方はこういうことあまりしないです。

 

作家の岡山伸也が展示終了後に撮影しているところです。

 

 

丸山恭世の作品では日本人作家のデリケートな手法が評価を

得ていました。

 

 

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

うちゅうのオノマトペ

2010/02/22 14:34

 

高津戸優子の うちゅうのオノマトペ 

オノマトペとは主に擬音を意味する言葉ですが、

うちゅうからは色々な雑音、擬音が

聞こえてくると言われています。

それは地球外生物の発する言葉なのか、

惑星や恒星が衝突、爆発をした現象音なのか。

 

高津戸優子の想像するオノマトペは

おどけた生物のおしゃべりを色鮮やかに

賑やかしく描いています。

 

見ていると時々頭が混乱しそうですが、

うちゅうの事なので地球での常識は

通用しません。

 

会場風景です。

 

 

 

 

 

 

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)

松本菜々

2010/02/13 13:50

 

昨年東京造形大学院の交換留学生として

イギリスのブリストルに5カ月滞在し、

学校に行くより殆んどを

美術館と画廊巡りに費やした

松本菜々のon the flat展です。

 

一昨年のグループ展では

油彩を重ね重ねて地を作っていましたが、

今回は生のキャンバスにアクリルを垂らし滲ませ

流動感を生かした地を作っています。

 

油彩の重なりから感じられる抒情性をやめ、

時間的には一足飛びに制作できる

方法に変えた思い切りの良さは

作家の性格によりますが、

その色彩の感覚の良さは

確かに磨かれています。

 

これからも大きく変わっていくであろうことを

予感させますが、

現時点の松本菜々の作品をご覧ください。

 

会場風景

 

 

会場風景

 

 

to the surface    162x162cm.    油彩キャンバス

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: 指定なし

コメント(0)